2018年度 医学部推薦入試 兵庫医科大学2名合格おめでとう!

カテゴリ : 医学部受験, 合格速報

兵庫医科大学推薦入試の合格発表が、11月18日(土)10:00に行われました。

推薦入試(一般公募制)とはいえ、4.0以上の評定に加え、書類、小論文、基礎学力検査(英・数・理科2)、面接が課され、一般入試とさほど難易度が変わらない最難関の入試です。

昨年度の推薦では、受験者73名、合格者10名、倍率は7.3倍でした。
ちなみに一般入試では、受験者:1802名、合格者166名なので、倍率10.8倍です。

本年度の推薦では、一般公募制から14名、地域指定生から5名の合格者だったようです。

名門会からも、数名の生徒が挑戦し、結果2名が合格となりました。合格された方、本当に合格おめでとうございます!

2018年度の一般入試まで、残り2カ月を切りましたが、今回の推薦入試合格者から分かる「合格の決め手」とは何か?以下、ご紹介しておきます。

 

1.兵庫医科大学入試 配点の特徴

科目 配点 試験時間 比率(備考)
数学
数ⅠA+ⅡB
100点 60分 22.2%
英語
コミュニケーション英語ⅠⅡ
+
英語表現Ⅰ
100点 50分 22.2%
理科
物・化・生から2
150点 80分 33.3%
小論文 100点 60分 22.2%
個人面接 重視
調査書 重視

あなたは、上記配点のどこに目が止まりますか?
国公立・私立を問わず、小論文を点数化する大学がありますが、小論文を筆記試験科目と同じ点数(割合)で評価する大学はありません。点数評価する大学の方が圧倒的に少ないです。

今回合格した生徒達については、「後回しにしたり対策を怠ってしまったりしがちな小論文の対策に早くから力を入れていたこと」、そして個人面接の対策として、「志望理由などの対策を怠らずに実施したこと」が合格に貢献したと言えます。

推薦入試については、一般入試と難易度がさほど変わりません(受験者のレベルが高い事および倍率が高いこと)が、「入試時期が早いこと」そして「配点の一部に特徴が見られること」を捉え、早い段階から入試を意識した対策をした生徒が有利に働くことに違いありません。

 

2.兵庫医科大学入試 問題の特徴

入試問題の難度については、「基礎学力試験」のタイトル通り、「基本問題をより早く、より正確に解く問題」が出題されます。一般入試と比較するとその違いが明らかです。

【兵庫医科大学 一般入試配点と試験時間】
数学:150点(90分)*数Ⅲ含む
英語:150点(90分)*コミュニケーション英語ⅠⅡⅢ+英語表現ⅠⅡ
理科:200点(120分)
小論文:配点なし(60分)*重視する

推薦入試は 「範囲が限定される入試問題」+「短い試験時間」というのが特徴です。

対して一般入試は「範囲が限定されない入試問題且つ難易度が高い問題」+「じっくりと取り組ませる時間」が特徴となります。難問を取捨選択し標準レベルまでの問題を確実に正解する力が必要です。

実際には、推薦だけを狙って仕上げていくわけにもいきませんから、推薦・一般双方に対応するための戦略が求められます。早期からの準備が重要たる所以です。


いかがでしたでしょうか?ご参考になりましたか?

繰り返しになりますが、最難関である医学部の受験における最重要ポイントは、「早い準備」です。

次年度以降で医学部を受験予定の方、医学部受験は最難関の受験であるものの、早い準備と適切な対策により合格を勝ち取れます。今日から、合格した先輩達のように早い準備を始めてください。

ご質問やご相談のある方は、下記のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。
名門会は、これからも医学部受験生の皆さんの夢の第一志望校合格を全力で応援しております!

 

文責S.H

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