2018年度医学部受験 私立医学部推薦入試 合格速報!
カテゴリ : 医学部受験
2017年もあとわずか。今年も一足先に大学AO・推薦入試の結果が出てきました。
名門会の医学部受験生からも「志望校合格」の嬉しい報告が続々と届きはじめています。合格された皆さん、本当におめでとうございます。
【2018年度 名門会 医学部推薦入試合格速報】(2017年12月15日 現在)
今日は、合格者の皆さんが「どのようにして合格を勝ち取ったのか?」についてご紹介します。これから医学部受験をする方/お考えの方は、ぜひご参考ください。
医学部 推薦入試合格者に共通することは何か?
今回合格された皆さんには、やはりいくつかの共通項があります。
推薦入試受験のメリットとデメリット(?)も十分に理解して、「早い対策を実施したこと」が一番大きな共通項です。
(1)学校の勉強を決して疎かにしなかった
評定が良いというのは、大きなアドバンテージなります。受験勉強=定期テストではないと考えず、しっかりと学校の勉強にも力を入れてください。
(2)大学が求める人物像や教育理念などをしっかりと理解し、準備をした上で受験に挑んだ
最近は、特にココが大事です。「教育理念」「建学の精神」や「アドミッションポリシー」など、学校側がパンフレットでも大きく表示している、求める人物像や募集の意図をしっかりと捉える必要があります。
(3)推薦入試を決してゴールにしていなかった
一般入試受験のことも考えて対策をしてきたので、推薦入試の問題を簡単に感じたという方もいました。また、一般入試に比べ入試時期が早いために、何事も前倒しで対策してきたことも、大きなプラスになったようです。
推薦入試受験のメリットとデメリットの比較!?
では、早い対策を考える上で前提となる、「推薦入試のメリット・デメリット」とはどのようなものでしょうか?一般的には次のようなことが挙げられるでしょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
受験回数 | 受験機会の増加=合格の可能性アップにつながる。 | 中途半端に対策をすると、推薦入試と一般入試で力を二分されることとなる。 |
評定平均 | 評定平均が良ければ、受験前から大きなアドバンテージを持つ。 | 評定平均が悪ければ、点数差が付きにくいので逆転は困難となる。 |
現役vs浪人 | 現役生が中心の推薦の場合は、現役vs浪人の不利な戦いを避けられる。 | 浪人生が混じる推薦の場合は、経験値の差で現役生は不利になることがある。 |
過去問 | ほとんどの場合、公開されている情報量が少ないため、その大学への推薦合格実績がある予備校・塾に通っている場合、情報戦が特に有利に働く。 | 情報量が少ないため、独学や推薦合格実績の少ない予備校・塾で準備をする場合、中途半端な対策のまま受験を強いられることがある。 |
書類作成 | 早期に志望理由書の作成等をすることで、一般入試受験の願書作成の準備になる。 | 合否に大きな影響を与える書類なので疎かにできないが、受験直前期の貴重な時間を大きく割かれる。 |
受験対策 | 一般入試よりも2ヶ月も早い試験日になるので、早い対策により、早期に学力を完成させることになる。結果として、一般入試の対策も早い段階から進められる。 | 一般入試よりも2ヶ月も早い試験日になるので、入試日までに学力が完成しない場合がある。また、浪人生が混じる試験になると、ますます不利な受験を強いられる。 |
以上のように、現役生が推薦入試をめざして準備することは様々な点でメリットが大きいですが、受験環境、現在の学力、受験校によっては、デメリットの方が大きくなる場合もあります。そのあたりを見極めて、合格のための戦略と勉強のスケジュールを組み立てていく必要があります。
医学部受験生の受験勉強スケジュール(基本的な考え方)
名門会では、(一般入試でも推薦入試でも)医学部受験をされる方には、最低でも1年前から、できれば1年半前、つまり高校2年生の夏休みからの受験勉強開始を強くお勧めしています。
学校の授業進度が遅いなら「先取り学習」をして単元別学習を早期に終了。学校の授業進度が速いなら「苦手弱点の克服」。そして両方とも終了しているなら「過去問対策」。このように、すべて前倒しで進めていくことが医学部合格のカギです。
そして、医学部受験は、「自分との戦い」はもちろんですが、特にライバルを意識した「他人との戦い」を早くから進める必要があります。そのあたりを含め、ご質問やご相談のある方は、下記のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。
医学部合格という、あなたの本心からの夢を叶えるために、我々も一生懸命対応させていただきます。
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