医学部内部推薦の確率と現実

カテゴリ : 医学部受験

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今年もいよいよ大学受験シーズンに突入。最難関となる医学部受験についても、受験生の多くがセンター試験の結果を待っている最中ですが、名門会では、すでに国公立・私立あわせて、22名が推薦で医学部合格を決めています。

余談ですが、内部進学を勝ち取った生徒さん達の多くは、そのまま名門会に通い続けているケースが多いんですよ。合格したのになぜなのでしょうかね。そのわけは・・・また次の機会に。

閑話休題。推薦の種類は、主に一般推薦(公募)、指定校推薦、内部推薦(内部進学)と大きく分けることができます。その中でもとくに内部推薦については 、“楽そうでいい”と思われがちなのですが、こと医学部に関してはそうとも言えません。なぜなら一般入試よりもずっと狭き門だからです。

医学部の一般入試の倍率は学校によって幅がありますが、大体15倍~40倍前後といったところでしょうか。それに対して、医学部を持つ系属校から内部の推薦で医学部をめざす場合の倍率は、数十倍~100倍以上にもなるのです。

もちろん皆が皆、医学部に行きたいわけではないにせよ、少なくとも学校の成績(評定)が学年内で上位の数%の位置にいなければ医学部には推薦されません。そして一般学部と違い、医学部への内部推薦枠は非常に少なく設定されています。仮に学年300人いる系属校で、内部進学で医学部に行ける人が4人だとすれば、単純に考えると75倍。全国的に系属校を持っている大学であれば、1校あたりの枠はもっと少なくなります。

つまり、医学部への内部推薦も一般入試に負けず劣らず、いえ、むしろそれ以上に難しいものなのです。名門会では、今年もすでに数名の生徒さんが見事内部推薦を勝ち取っていますが、いずれも医学部一般入試に合格できるレベルの生徒さんばかりです。

では、内部推薦を考えるのが無駄かというとそんなことはありません。大学受験の最高峰である医学部に挑戦する以上、受験の機会は多ければ多いほど良いからです。また、試験当日の体調などに左右されてしまう一般入試にくらべ、それまでの努力も認めてもらえるというのは大きなメリットです。

いずれにせよ、医学部への内部推薦を考えて高校を選ぶ場合でも、それが一般入試と同等以上に難しいものであることを忘れずに。医学部進学だけでなく、医師になるという夢の実現を強く意識して、日々弛まずに頑張りましょう!

文責: T.K

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