名門私立ラ・サール高校から、九州大学医学部に合格!~合格の決め手は、自らの弱点を知り、徹底した弱点克服のための対策!~

カテゴリ : 医学部受験

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本日は、福岡支社(天神駅前教室)から、九州大学医学部に合格した、ラ・サール高校の土井浩大さんの合格までの軌跡をご紹介したいと思います。

(写真は福岡支社カウンターにて撮影。左から、教務担任:豊田先生 土井浩大さん 進学対策担当:樋口先生)

(写真は福岡支社カウンターにて撮影。左から、教務担任:豊田先生 土井浩大さん 進学対策担当:樋口先生)

 

□英語担当講師:名門会専任プロ教師 福永昌文先生からのコメント

(福永昌文先生<福岡教育大学卒>合格実績:京大(医)・九大(医・農)・大阪大(医)など

(福永昌文先生<福岡教育大学卒>合格実績:京大(医)・九大(医・農)・大阪大(医)など

Q.入会時の英語の状況と課題(指導開始:2017年7月~)は?

「まずは、センター英語の点数を90%以上に上げてもらいたい!」という明確な目標設定を受けての指導でした。浩大くんに限らず、英語が苦手な生徒に非常に多いのですが、「ただ英文の和訳をしているだけで、意味をしっかりと掴みながら訳せていないこと」が大きな欠点でした。文構造から正確な意味や文の意図を理解していなかったのです。「英文構造をしっかりと理解させること」から指導を開始しました。特に英語が苦手な生徒に意識をして指導をする、「主語」と「動詞」、そして「S+V」の基本構造を的確につかみ、いかにシンプルな英文を作るかを最後まで課題として伝え続けました。

Q.英語指導内容(センター対策および二次試験対策)の詳細は?

【センター対策編】

まずは、英語の文構造を理解させるために、基本的な英文を一つひとつ徹底的に解読させる指導を行いました。また、英作文の要(土台)となる「動詞」を中心とした、シンプルな英文を書く英作文の演習を行いつつ、「基本例文の暗唱」を実施し、確認テストを随時実施しました。最後には過去問を使って最終仕上げを行いました。
指導開始から2ヶ月位経過した時点で受験した模試では、思うような結果が出ずに、本人にも焦りがあったと思います。ただし、このときすでに「動詞を中心に文章作成ができる」ようになってきており、この後さらに様々な表現を身に着ければ、より高度な文章作成ができると感じておりました。

【二次試験対策編】

センター試験本番では、95%を超える得点をマークし、ホッとしたのも束の間、センター対策中心の指導では、九大の過去問「読解」には全く太刀打ちできず、半分程度の得点しか取れない状態となりました。
今度は、構文を中心とした英文(500文字程度)を材料に鍛え上げ、直前には過去問を使い欠点のなくなる指導を行いました。
英作文については、暗唱例文の蓄積もあり、シンプルで分かりやすい英文を書くこと、易しいが正確な英文を書くこと、構文を使えるようになること、そして表現力を磨くことを念頭に指導を行いました。

Q.何が、合格の決め手となったのか?

最終的に合格を決めたのは「自分の弱点を知り、真摯に立ち向かったこと」に尽きます。皆が取り組むテーマではありますが、そのレベルは様々であり、ここまで「徹底的に取り組むことができる生徒」は少ないです。
めげずに努力を続ければ、必ず報われます。二次試験直前まで、自分を信じてひたむきな努力を続けた本人の努力が一番大きな決め手となりました。

 

□教務担任:豊田先生からのコメント

英語を自分では勉強していると思っているのに、なかなか成績に反映しない生徒に共通している弱点として、英語の「構造」を捉えられないことが挙げられます。
浩大君は元々、論理的な思考をする生徒でしたが、文の構造を正確に把握して読む「精読」はできておらず、文の構造理解が曖昧なまま読んでいました。これが、英文和訳がいつまでも上達しなかった一番の理由だったと思います。
福永先生の指導で取り組んだ英文暗記は、英語の文構造を染み込ませる学習法でもありました。その結果、土井君の「英文和訳」は、英語を日本語に単に置き換える作業(単に置き換えると、日本語としての自然さが犠牲となります)ではなく、「自然な日本語になる文を通して、英語を理解する」という方法に、無意識のうちにつながっていました。
出会った時には、年相応の生徒に見えた土井君が、人間として成長できた受験でもあったと思います。面接練習では、自らの言葉を吟味し、頼もしく見える場面も多々ありました。外国語学習が、知らず知らずのうちに母国語(=日本語)をも磨いていたという好例だと思います。

 

□進学対策担当:樋口先生からのコメント

【入会時の面談】

入会時、ご家庭からは物理強化の要望がありましたが、数学力があり、物理を物理公式で解くのではなく、微積分で教える方法で乗り越える事が出来ると判断しました。
逆に、ネックとなると判断したのは英語でした。力がないとは思いませんでしたが、模試点数が実力よりも出過ぎているように感じました。「答案に論理性があるか?」分析したところ、和訳に問題が生じると感じました。原因は、感覚で読んでいる面が大きく、また語彙力不足でした。九大は、採点方式が厳しく、直訳しただけでは減点となります。
そこで、「センターで英語90%以上を取ること」および「和訳・英作の基盤作り」を提案し、九大の添削基準を熟知している福永講師の指導を開始しました。

【センター試験前】

7月からの指導の成果もあり、2次力は着実についていました。予備校にも通っており、自分が何をやるべきか理解し、自分自身で計画を立てて取り組んでいたので、英語以外は盤石な状態でした。仮にセンターが失敗しても2次で挽回できる受験が可能と判断しました。センターがとれたら、勝ちが確定するとも見込んでおりました

【センター試験後】

センターで最低限の事をクリアした後、気が抜けて勉強の手を抜いたことがありました。その報告を受け、気を引き締めてもらうべく、「九大(医)合格」だけではなく、「主席を狙う」ところまで目標のハードルを上げることにしました。
学力的に、英語についてはまだ2次力が完成されておらず、追い込まなければいけない状況でしたが、本番まで残り2週間となった時点で、合格レベルの答案が書けるようになってきたと感じました。

 

□土井浩大さん本人が語る合格の決め手:“苦手科目との向き合い方!?”

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いかがでしたか?苦手科目の対策は、どうしても後回しにしがちです。あなたも実際に「苦手科目は十分な時間が割けていない?」という状況に陥っていませんか?

「苦手科目ほど徹底対策」と言いますが、「遡及学習」「基礎・基本から再構築」「単元別学習のやり直し」など、やり方は様々です。

また、「ひたむきな努力」を続ければ結果は必ず出ますが、「ひたむきな努力」そのものが非常に難しいことです。結果、苦手科目の克服には、相当な時間がかかります。

何にどこまで時間と労力を割くべきなのか?という判断も難しいものです。
「まずどこから手をつけるべきなのか?」ということで悩んでいる方がいれば、下記のメールフォームからお気軽にご連絡ください。あなたの夢の第一志望校から逆算をした、苦手克服のためのカリキュラム作成のお手伝いを行っております。

 

文責:S.H

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