「東邦大医学部 内部推薦合格セミナー」開催!
プロ教師に医学部推薦合格の秘訣を聞きました
毎年、東邦大学付属東邦高校から東邦大学医学部医学科へ合格者を送り出している名門会千葉支社にて、先日「東邦大学医学部 内部推薦合格セミナー」を開催いたしました。
内部推薦合格をめざす名門会の生徒・ご家族にご参加いただき、過年度の推薦入試の動向、昨年度入試の変更点、5年連続で担当生徒を合格へと導いているプロ教師による合格への具体策など、盛りだくさんの内容でお届けいたしました。
セミナー終了後に、講演いただいた国語・小論文・面接 担当 名門会プロ教師 西田裕巳先生に「東邦大学医学部推薦入試に合格するための準備」について伺いましたので、今回はその内容についてお伝えいたします。
「東邦大学医学部 内部推薦合格セミナー」
日時:2022年8月2日(火) 会場:名門会津田沼校
内容:
○第一部 2022年度入試の試験内容[名門会千葉支社 教務部]
○第二部 内部推薦 1次試験・2次試験の今後の対策[名門会プロ教師 西田先生]
○第三部 評定対策(調査書)これからすべきこと[名門会千葉支社 教務部]
○個別相談会(希望者): 先取対策、一般入試との併用 ほか
Q1.東邦大医学部の内部推薦入試とは? どんな対策が必要ですか?
東邦の1次試験は、「適性検査」と「基礎学力テスト」の2種類あります。特に基礎学力テストは、記述式が多く出題され、かなり難度が高いテストです。
出題されるものとして、「文章の要約」が1題、「150字前後の考察問題」が4題、「語彙」が5題、「文章並びかえ」が5題の15題からなり、これを制限時間60分で解き切る必要があります。時間内で解くためには、要約をどれだけ短時間で行うかが勝負の分かれ目です。私の指導している生徒では、遅くとも20分以内に要約が書けるようにトレーニングします。そして残りの40分を考察問題などにじっくりかけられるようにします。しかし、トレーニングといっても、ただ要約をするだけでは意味がありません。過去に出題された文章をもとに、傾向の似た文章で問題演習を行うようにします。
名門会では、東邦大医学部の推薦入試を受験した生徒へのアンケートを基に、これまで出題された問題を再現し、データーベース化しております。内部推薦の対策をしておく最大のメリットは、事前に問題を把握することで、問題に関する準備が万全にできるということです。
Q2.2022年度(昨年度)内部推薦入試の変更点はありましたか?
昨年から大きく変わった点は2つあります。
1点目は、試験が「1次試験と2次試験に分かれた」点です。これは、2年前から「総合入試」と「同窓生子女入試」がスタートし、受験者が大幅に増えたことによると思います。1日で筆記試験と面接を行うことが物理的に難しくなったため、2回に分けたのだと思われます。
2点目は「グループ討論」が導入された点です。これは予告なく導入されたため、受験した私の生徒も驚いておりました。内容は「倫理観」「リーダー論」「コミュニケーション力」を問うものだったようです。ただ、これらのテーマは授業でもしっかり対策していたため、グループ討論が始まって内容がわかると、生徒も落ち着いて取り組めたようです。形式面で変更はありましたが、事前準備ができていたので問題なく対処できました。
Q3.推薦入試を受験する生徒にアドバイスをお願いします
事前準備として、情報収集をしっかり行うことです。やはり独特な入試のため、その情報量が合否を左右します。
また、推薦合格をめざすのは当然ですが、これと並行して一般入試に向けた勉強をすることが非常に重要です。一般入試に向けた勉強をすることで、自信をもって推薦入試に臨むことが可能です。
過年度推薦入試の十分な情報に基づいた個別対策、もちろん一般入試と並行しての対策も、名門会の個別指導なら実現可能です。ぜひ、医学部入試のプロの私たちに頼ってください。
文責 H.M