東邦大学医学部 推薦入試必勝法
~名門会 津田沼駅前校のプロ教師に聞きました

カテゴリ : 医学部受験, 大学受験

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東邦大学医学部の2024年度入試要項が先日発表になりました。推薦入試(付属校制)は、2023年度同様、11月に行われます。
また、東邦大学付属東邦高・駒場東邦高の付属高校においては、6月下旬に医学部入試説明会の内部開催が予定されています。
いよいよ2024年度推薦入試対策の直前対策の時期を迎えます!

今回は、東邦大医学部の推薦入試で毎年多くの合格者を送り出している国語・小論文・面接 担当 名門会プロ教師 西田裕巳先生にお話を伺いました。2023年度東邦大医学部の推薦入試を振り返りながら、対策法について具体的に挙げていただきましたので、ぜひ、お役立てください。

■西田 裕己先生(早稲田大学)Profile■
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指導歴34年/医学部受験 国語・小論文・面接指導担当/合格実績:東京大(理Ⅲ)、慶應義塾大(医)、千葉大(医)、東京慈恵会医科大(医)、日本医科大(医)、東邦大(医) 他/県立高校教師、進学塾講師を経て、2005年より名門会千葉エリアを拠点に医学部受験生を指導。豊富な指導経験と、入試傾向・推薦入試情報を熟知した上での各大学に特化した指導で、医学部受験生からの指名が絶えないベテラン人気教師。東邦大の内部推薦の入試内容を熟知しており、細かく分析した結果生み出した、独自の筆記試験・面接試験対策は生徒から定評がある。

Q1.東邦大医学部推薦入試の2023年度の変更点を教えてください

3つのカテゴリーに分けて話をしましょう。

[入試制度について]
2022年入試から大きく変わった点は1点、千葉県地域枠と新潟県地域枠が推薦入試において設けられたことでした。別途枠が設けられただけでなく、医師修学資金が貸与され、千葉枠では6年間で1,440万、新潟枠では2160万が貸与されることになりました。これは、大学の指定医療機関に勤務することで返済が免除されるため、非常に人気が高く高倍率となりました。

[入試問題について]
試験の内容的には、2023年度入試では漢字語句が数年ぶりに出題されなかったということがありました。そのかわりに、以前出題されていた数式の規則性の問題が出題されました。
名門会で私が指導を担当していた生徒には、過去問対策でこの対策もしていたため、大きな混乱はありませんでした。

[入試形態について]
これまでとほぼ同様です。コロナ禍に行われた入試で「TVカメラの導入」や「1次試験と2次試験の分離実施」という形態で実施されました。
ちなみにこちらも、名門会では、事前に形態や会場の見取り図を授業で説明し、受験生に把握してもらっていましたので、落ち着いて試験が受けられたと思います。
やはり事前の対策がすべてだと思います。

Q2.一般入試の勉強の他、推薦対策としてどれくらいの時間を割くべきでしょうか

難しい問題ですね。個人の元々持っている力量にも差があります。
東邦の推薦入試で求められる力は、1次試験では「読解力」「記述力」「一般常識」など、2次試験では、「協調性」「リーダーシップ」「道徳心」などです。標準的な学力を持っている生徒でも、推薦対策として50時間程度は必要かと思います。もちろんやればやるほどその精度は上がります。

Q3.東邦の推薦入試対策として、具体的にどのような指導をされていますか?

[0次試験]
私は「0次試験」と呼んでいるのですが、大学に出す「自己アピールシート」そして、高校に出す「推薦願」、この2つは非常に重要です。なぜなら、これをしっかり書き終えたうえで、その内容とリンクした面接練習を行わなくてはいけないからです。
 授業では、これを8月中に完璧に仕上げるようにしています。

[1次試験]
1次試験の対策としては「適性検査」と「基礎学力テスト」の2種類の対策を行わなくてはなりません。「適性検査」は、これまでに指導を行ってきた生徒から聞き取って再現した過去問題を利用してトレーニングを行いますので、短時間で仕上げることが可能です。
一方「基礎学力テスト」は対策に時間がかかります。基礎学力試験は「文章の要約」「文章の並び替え」「規則性を見つけて計算する問題」そして「表・グラフからの論述問題」の4点からなります。ここは、差が付きやすいところです。
また、例年、似た傾向の問題が出されています。要約などは過去に同じ問題が出題されたこともあり、過去問題の対策を行っておくことは必須です。
授業では、独自にデータベース化している過去の問題を中心に指導を行います。さらには類似問題を作成し、それも使って対策します。ここに、多くの時間をかけるようにしています。

[2次試験]
2次試験は、「グループ討論」と「個人面接」です。
グループ討論は、そのグループで結論を出すというものですが、重要な点は「話の聞き方」「周りと協調しながら話すこと」です。個人面接は、MMI形式にて行われます。どちらも、しっかりとした返答ができるようにするためには医療知識や今の社会情勢について正しく知っておく必要があります。この知識については、早くから授業内にて説明をします。
また、話の内容および受け答えだけでなく、声のトーンや話し方、姿勢や表情なども得点の対象となります。そのため、授業中に練習の様子を録画し、それを再生して客観的に見ながら、よりよくするためにはどうすればよいかを考えて導いていくことも行っています。

Q4.推薦入試を受験する生徒にアドバイスをお願いします

やはり、事前準備としての情報収集は重要です。各試験の内容などを事前に把握し、その対策を行う必要があります。遅くとも夏休みからスタートしないと間に合いません。早めの準備が合格への近道です。また、推薦入試の対策だけでなく並行して一般入試の学習を行うことが大切です。一般入試でも入れるくらいの力をもって試験に臨むことが重要だと思います。


過年度推薦入試の十分な情報に基づいた東邦大医学部合格への個別対策、もちろん一般入試と並行しての対策も、名門会の個別指導なら実現可能です。ぜひ、医学部入試のプロの私たちにおまかせください。

文責 H.M

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