「逗子開成中学校・高等学校」
中学・高等学校の先生に聞く! 中学受験帰国生入試レポート
カテゴリ : 中学受験, 中学受験帰国生入試レポート
地方都市から海外まで、どこからでも名門会の指導を受けることができる“本物”の双方向オンライン授業! 名門会Onlineは、海外在住の生徒様のうれしい志望校合格の報告を多数いただいております。
世界各国にいらっしゃる生徒様の夢の第一志望校合格に向けて燃え上がる名門会Online取材チームが難関校・名門校にお邪魔し、帰国生入試の気になる情報を直接リサーチしてお届けします!
神奈川県逗子市にあり、海に近接した立地を生かした教育を実施している私立男子校で完全中高一貫校の「逗子開成中学校・高等学校」でお話を聞いてまいりました!
<写真:校舎外観>
―「すべての科目を大事にする」
逗子開成では帰国生入試で入学した生徒も一般入試で入学した生徒と同じクラスに入ります。
英語の取り出し授業も現時点では設けていません。
それには「全員がすべての科目の基礎を身につける」ということを大切にしている学校の意図があるようです。
6年間の学校生活の中で全員が同じことにチャレンジする中で自己肯定感を上げ、あきらめない心や仲間と協力してやり遂げる力を養います。
「自分に自信を持ち、今までもこれからも新しいことにチャレンジする意欲のある生徒にぜひ来てほしい」と小西教頭先生は言います。
<写真:小西教頭先生>
―「充実した国際交流プログラム」
英語力の向上をただ目指すだけでなく、多様な価値観や文化、言語に触れ知ることを目的の一つとして、広い視野を身につけることのできるプログラムが用意されています。
前述の全員で取り組んでいることの一つとして中学3年時に学年全員でニュージーランドに研修旅行に行きます。
1家族2人受け入れ態勢でのホームステイや姉妹校でもあるRangitoto Collegeとの交流など
7日間充実した国際交流を経験できます。
学年全員を受け入れてくれる海外の受け入れ先があるのも魅力の一つなのではないでしょうか。
<写真:コンピューター棟外観>
―「立地を生かした海洋教育」
<写真:海洋教育センター外観・屋根が船のような形になっています>
校舎が逗子海岸に面している同校は、様々な海洋教育を実施しています。
中1から始動するヨット作りはその取り組みの一貫です。船が風を受けてどのように動くか、セイルをどう操作するとどのように動くかを、まず体を動かし考えさせます。
中2の春に進水式、中3の秋には逗子湾でのヨットレースを行います。
<写真:生徒が制作したヨット>
もう一つの全員で取り組む行事として、中3の時に遠泳大会が行われます。1.5kmの距離を横5人、縦18列に並びゆっくり沖まで泳いでいきます。
中1から平泳ぎを正しいフォームできちんと教わるので学年の3分の1は泳げないところから始まるそうですが、過去30年以上の歴史の中で全員が完泳しているそうです。
遠泳大会では救命ボートを用意し、教員による完全フォロー体制で行われています。
自然の恐ろしさや間違った情報に振り回されることなく、自分の身を自分で守る知識と力を海洋教育を通して伝えているようです。
「知識として持っていれば、他のものを見た時に考えるように働く」という考えのもと、中学3年間全員で取り組み実行することによる成功体験や、体を動かして体験することで得られる知識、考える力など、逗子開成ならではの教育による生徒たちの成長に期待が高まりました。
<写真:海洋教育センターから望む逗子海岸>
学校名:逗子開成中学校・高等学校
所在地:神奈川県逗子市新宿2丁目5-1
046-871-2062
JR横須賀線「逗子駅」より徒歩12分
ホームページ:https://www.zushi-kaisei.ac.jp/
ご相談は名門会Onlineホームページ お問い合わせフォームから承ります。
どんなご相談でも構いませんので、お気軽にご連絡ください。
入試情報等についてのご相談はこちらから