志望校合格のカギは、過去問の早期活用にあり！
2019年度入試もほぼ終了となりました。名門会でも、東大理Ⅲ、京大医学部、慶應大医学部といった最難関医学部への合格をはじめ、大学受験・中学受験の受験生たちが “夢の第一志望校合格” を掴みました。
本年度の名門会の合格実績は、以下のURLで実績数字を公表しています。ぜひご覧ください。
｜2019中学入試 合格実績 ｜ 2019大学入試 合格実績 ｜ 2019医学部入試合格実績｜
さて、今回は、
“夢の第一志望校合格”を掴み取った生徒たちの共通項は何だったのか？についてお話しします。
先に結論をお伝えすると、合格のカギは、「過去問徹底活用」と「単元別学習」にあります。
１）過去問はゴールを知るための指標！ まず、志望校の過去問に目を通そう！
一般的な集団指導のカリキュラムでは、過去問演習のスタート時期は9月以降です。
それは、全ての単元別学習が終了し基礎学力が充実するから。つまり、それまでは過去問演習をしても効果があがりません。
ただし、第一志望校の３～5年分の過去問は早く――具体的には、受験学年なら今すぐに確認するようにしてください。
目的は、「ゴールと今の距離を正確に測り、その距離を逆算して埋める」ためです。
これは、合格するための受験勉強の基本です。
【第一志望校の過去問 早期確認ポイント】
CHECK1. 試験問題の分量・長さ……1問または大問1題に掛けられる時間はどれ位あるか？
CHECK2. 試験問題の難易度………発展・標準・基本レベルの問題がどれ位出題されているか？
CHECK3. 出題傾向・頻出単元……どの分野・内容・単元からの出題が多いか？
CHECK4. 記述／マーク解答の分量…記述の場合、どれ位の分量の記載が要求されているか？
CHECK5. 試験問題の形式…………問題文中に、図・表・グラフ・写真が含まれるか？ Etc
※少なくとも3年分～5年分はしっかり目を通してください
志望校の過去問に目を通した感想はいかがでしょうか？
「今の自分にはとても無理」、「かなり演習期間を確保しないと、合格点は取れそうにないな」など様々だと思いますが、志望校の出題傾向や特徴、自分の足りないこと、やるべきことが見えてきたと思います。
２）本格的な過去問演習をスタートするために、単元別学習を早くに終える！
学校、集団塾・予備校のカリキュラムで単元別学習の終了時期を確認してみましょう。
基礎が充実した後、過去問演習ができる期間はどれくらい確保できますか？
| 一般的な予備校・塾 | 名門会 | |
| 単元別学習 | 汎用カリキュラムで 単元学習が終わるのは夏前 |
学校や塾での学習内容の先取り指導で 単元別学習を前倒しで終了させる |
| 過去問演習 開始時期 |
（受験学年の）9月以降 | （受験学年の）春スタートが目標。 夏前の、少しでも早い時期から開始 |
| 対策 | 第一志望校の過去問対策だけに終わり、併願校対策まで手が回らないケースが多い。 | 第一志望校の過去問対策だけではなく、併願校対策、さらに高いレベルの過去問も用いる。 第一志望校の合格ラインギリギリではなく、合格可能性120％の目標設定で万全に対策。 |
［合格のカギ］志望校に合格した受験生は、早い生徒で4月頃から過去問演習を開始しています
さて、名門会の例年の合格者の事例に戻りましょう。志望校合格をつかんだ生徒に共通している成功ケースです。
［合格のカギ１］圧倒的で十分な過去問対策を行ったこと
最速の生徒は、受験学年の4月から過去問演習を開始していました。
［合格のカギ２］一般的な学習カリキュラムよりも早く、単元別学習を終えたこと
各学校の授業進度は様々ですが、受験学年の11月頃まで単元別学習が続く学校もあります。
学校の単元学習を終えてから、過去問演習をスタートさせるのでは遅すぎます。
合格した生徒たちは、
① 個別指導で単元別学習の先取り → ② 夏前には過去問演習開始 → ③ 学校/予備校の授業で再度復習
という流れで受験学習を進めていました。これがベストな方法です。
受験勉強は、早めのスタートと前倒し対応が大きなアドバンテージとなります。
新受験生の皆さん、スタートダッシュできていますか？ まずは過去問を入手して、ゴールから逆算した計画を立ててください。
お困りのことや相談してみたいことがありましたら、お気軽に電話やメールフォームにてお問い合わせください。
名門会は、今年も “夢の第一志望校合格” と “その先にある夢の実現”に向けて、受験生の皆さんを全力で応援いたします。
（文責：S.H）
