「穎明館中学高等学校」
中学・高等学校の先生に聞く! 中学受験帰国生入試レポート

カテゴリ : 中学受験, 中学受験帰国生入試レポート

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世界各国にいらっしゃる生徒様の夢の第一志望校合格に向けて燃え上がる名門会Online取材チームが難関校・名門校にお邪魔し、帰国生入試の気になる情報を直接リサーチしてお届けします!

東京都八王子市にあり、豊かな自然環境で広大な敷地には生徒の知力、体力を育む施設が揃っている中高一貫の共学校「穎明館中学高等学校」。教育目標「国際社会に羽ばたく真のリーダーの育成」のもと、東京大学への公募推薦合格も出ている注目の進学校です。今回は、入試広報部長の庭山先生にお話をお伺いしてまいりました!

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<写真:校舎外観>

―「グローバル教育」
同校では、中学1・2年生は英語の授業を週7時間設けています。そのうちの1時間をネイティブ教師による英会話の時間としています。1クラス40人を20人ずつの2つのグループに分けて、それぞれでネイティブ教師が授業を行い、JETプログラムのALTがアシスタントをします。このようにして、生きた英語を身につけます。
帰国生入試、グローバル入試による入学者のうち希望者は、GE(グローバルイングリッシュ)クラスで週3回のネイティブによるオールイングリッシュの授業を受けることができます。
高校1年生は、生徒全員で11日間のUSA・カナダ体験学習に行きます。シアトルのワシントン大学の寮に宿泊(カナダではホームステイもあり)します。ブッシュスクールではグループに分かれて、現地の先生や生徒のサポートを得て英会話を学び、異文化を体験します。最後は、グループ全員で創りあげたスキットを発表しています。
このような異文化体験を通して、視野を広げ実現したい将来への考えも深めていきます。
国際社会にどのように貢献したいかを考える、重要なキャリア教育です。

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<写真:USA・カナダ体験学習のようす>

中学3年生から高校2年生までの希望者は、イートンカレッジや、チェルトナムカレッジのサマースクールに参加できる機会があります。イギリスで最も伝統のあるイートン校での授業は、限られた学校のみ許されており、またチェルトナムカレッジのプログラムはインターナショナルのため、さまざまな国の生徒たちと刺激を与え合う、極めて貴重な体験となっています。

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<画像:イートンカレッジサマースクール>

高校1年生では、オーストラリアターム留学(希望者を選抜)も行われています。

―「キャリアガイダンス」
同校では、中学3年生から高校2年生を対象に職業に対する意識を高めていきます。生徒の進路選択に役立ててもらうために、各界で活躍されている保護者の方や卒業生を毎年、6名ほどお招きして仕事の内容や醍醐味・魅力、苦労話などを語っていただく機会を設けています。語り手は、大学の先生・研究者や国際協力機構、薬剤師、公認会計士、行政官、エンジニアなど多岐にわたっています。人生の先輩たちに生徒一人ひとりの将来の進路に繋がっていくお話を聞くことは、生徒が自分の人生・進路について深く考える大切な機会となっています。

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<写真:無窮館(図書館)。未来サポートが行われている>

―「EMK未来プロジェクト『進学指導』・『放課後学習支援』」
同校では、より良い教育実践のため、「進学指導の進化」、「放課後学習支援の強化」、「グローバル教育の活性化」、「ICT教育の充実化」、「探究学習の深化」の5つのプロジェクト(EMK未来プロジェクト)を進めています。このうち、「進学指導」と「放課後学習支援」についてお伝えします。
「進学指導」では、中学3年生からクラス単位による習熟度別で授業を行います。また、この学年よりアドバンストクラスを設置し、学年の上位者に対して、より発展的な内容を扱えるようにしています。これにより、中位者に対しても効果的な底上げ指導が可能となります。また、下位者に対しては指名補習を行い、きめ細かなフォロー体制をとっています。
高校1年生からは、各教科でグレード(習熟度)別に授業を行います。高校1年生は、数学と英語と古典、高校2年生では理系文系に分かれ、国語と理科もグレード別に分かれます。高校3年生では理系・文系、5教科・3教科の4コースに分かれていきます。アドバンストクラスは毎年クラス替えがあります。
「放課後学習支援」では、自主学習を学校で進めていくことをサポートしています。
自習室「未来館」は全席ブースタイプとなっており、生徒一人ひとりが集中して取り組めるような環境が用意されています。放課後の自学自習は「学校完結型」の学習サポートを受けることができます。中学1年生・2年生は必須登録、3年生以上は希望登録制となっています。
生徒はまず、自分で学習計画を立てます。そして、長期的な目標と短期的な目標を立て、スモールステップで理解と定着を繰り返していきます。計画や目標は専門のスタッフがサポートしてくれます。また、中学1・2年生は全員、週に1回ずつ、英語と数学の授業の復習小テストを未来館で受けます。授業担当と未来サポートスタッフで作る小テストを受けることで、復習の習慣を身につけます。

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<画像:自習室「未来館」>

―「生徒の思いが込められた文化祭・体育祭」
同校の文化祭では「文化祭実行委員会」、体育祭では「体育祭実行委員会」がパンフレットのデザインから内容、スケジュールに至るまでを担当します。文化祭では中学1年生から高校2年生までの200名ほど、体育祭では中学3年生から高校2年生までの160名ほどの実行委員の生徒たちが思いを込めて作り上げていきます。
高校生は中学生の指導を通して、リーダーシップを鍛えます。中学生は下級生の頃から先輩たちの背中を見て、文化祭、体育祭の構想をじっくりと練りあげるため、生徒主体の学校祭はとても充実度が高いものになります。
文化祭では、校長賞の獲得を目標にどの団体も力を合わせて取り組みます。有志やクラス、部活動がさまざまな発表や展示を行います。昨年は、有志団体の「Alice In Cup」が、遊園地にあるコーヒーカップのアトラクションを設計、装飾して仕上げたもので、校長賞を獲得しています。今年は、吹奏楽部がパフォーマンスを伴った多彩なジャンルの音楽で観客の心を捉え、校長賞に輝きました。
体育祭では、全学年が縦割りの5つのチームに分かれて、全力で競技に向かいます。高校2年生を中心とした実行委員は、競技やルールを決めることから、招集、審判などの進行を全て行っていきます。衣装の着替える時間なども考慮して決めています。
学校祭を通して築かれる学年をこえた人間関係は、卒業後、それぞれの道に進んでも続いていて、在校生に対しても進路についてなど相談にのってくれる先輩がたくさんいます。

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<画像:入試広報部長 庭山先生>

学校名:穎明館中学高等学校
所在地:東京都八王子市館町2600
TEL:042-664-6000
JR中央線・京王高尾線「高尾」駅 南口-京王バス②乗り場 約10分(直行便)・③乗り場 約15分
JR横浜線・JR相模線・京王相模原線「橋本」駅 北口-スクールバス約25分
ホームページ:https://www.emk.ac.jp

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