首都圏中学受験 新型コロナ感染症対策

■コロナ禍の首都圏中学入試　各校の対応

受験機会確保のために各学校いろいろと工夫を凝らしている。ネット上のニュースには、首都圏の私立中学の95％が何かしらの新型コロナ対策を予定あるいは検討しているといった記事も出ていた。「100％じゃないのか！」とも思うが、主な対策としては「罹患した場合、あるいは罹患が疑われる場合の対処」「試験会場の収容人数の調整」「試験開始時間をずらす」などであるが、どの学校も試験会場入り口での検温と手指消毒、マスク着用の義務付けなどは行う。さらに同伴保護者の入場規制などを行う学校もある。恒例行事となっている学習塾の校門激励も制限する学校が多い。可能な限りの対策を施して、生徒たちが安心して入試に取り組むことができるように工夫を凝らしている学校がほとんどである。
それでも運悪く罹患してしまった場合、学校によっては予備日を作って追加の受験機会を設けているところもある。12月25日現在で私たちが把握している首都圏私立中学校の該当校（一部）を下記に記載するが、追加入試は明記されていなくてもどの学校も相談窓口は作っている。できること、できないことはあるだろうが、緊急時にはまず連絡を入れて相談をしてみるべきだ。
なお、今後も新たな動きが出る可能性がある。最新情報など詳しくは、各学校のHPで確認していただきたい。

■首都圏2021年度中学入試　追試実施校（一部紹介）

文責：A.M