受験成功のポイントの1つ「志望校をできるだけ早く決めること」で親子の想いを一つにする
カテゴリ : 中学受験
中学受験を成功させる大きな要因の一つとして、「目標の志望校を出来るだけ早く決める」ということがあります。
なんとなく学力アップのために勉強するよりも、「○○中合格のために」と向かうべき方向をはっきりさせた方が効率よく勉強できますし、お子様・保護者双方のモチベーションも上がります。中学・高校・大学の受験を通して、似たような経験をお持ちの保護者の方も多いことでしょう。
ただ、こと中学受験で志望校を決めるときには、保護者の想いと、実際に受験するお子様の気持ちに大きな隔たりが起こってしまうことがよくあります。
特に保護者の想いが強すぎて、お子様の気持ちをコントロールしようとし過ぎてしまい、結果的にお子様がその強すぎる想いに応えきれなくて、根をあげてしまったり、反抗的になってしまったり・・・
中学受験は親子の受験といわれます。一番大事な時期に親子の気持ちがバラバラでは、勝てるものも勝てません。めざす志望校選びは、親子が想いを一つにして行うことがとても大事なのです。
では、そのためにはどうすればいいのか? 受験情報誌や各学校のパンフレットを親子で一緒に調べてみることは重要ではありますが、やはり、実際にその学校の人と親子で一緒に会って、直接話をしてみるほうがよいでしょう。
去る2016年5月22日、有楽町の国際フォーラムで、一般財団法人 東京私立中学高等学校協会主催の「私立一貫教育東京中学合同相談会」が開かれました。私も様子を見に行きましたが、東京の私立一貫校174校が一堂に会して、個別ブースでそれぞれの学校のPRを行っており、聞くところによると約2万7千人の来場者があったと伺っております。
こういった学校を招いた形式での相談会は、この時期数多く行われています。名門会の関連会社のTOMASでも5月29日、関東周辺約300校の中学・高校の入試担当者と直接相談できる「中学入試・高校入試 志望校別個別相談会」を開催します。多くの学校関係者と直接話をすることのできるこのようなイベントは、本命校はもちろんですが、併願する学校を見つけるのには最適といえます。親子で「この学校がいいな」という想いを一つにする絶好の機会にしてください。
もちろん、可能であれば、受験する学校は直接見に行くのが一番です。実際に自分の目で見て学校の雰囲気を体感することで、入学以降のよりリアルなイメージができますので、間違いなくモチベーションアップにつながります。
名門会でも実際に各学校へお伺いして、肌で学校を感じることを大切にしております。そんなご報告も少しずつこのブログで紹介したいと思っております。
また、今後の中学受験は、来るべき2020年の大学入試改革を見据えて学校を選ぶことも重要です。
そこで名門会では、来たる2016年6月26日(日)、ハイアットリージェンシー東京(西新宿)にて、「変わっていく受験制度の中でどう生き抜いていけばよいのか」、「受験を成功に導く親の役割とは」といった切り口で「中学入試ガイダンス」を開催する予定です。
教育ジャーナリスト 中曽根陽子さんの講演、開成中学・高等学校 柳沢幸雄 校長先生との対談のほか、名門会の中学受験プロ教師・中学入試対策担当の講演など盛り沢山の内容となっております。ぜひふるってご参加ください。
文責 H.Y