実際に話を聞いて肌で感じた学校情報　第4回　佼成学園中学校・高等学校

名門会教務本部の担当者が、実際に学校を訪問してみて、肌で感じた生の情報をご紹介！
第4回目の今回は、佼成学園中学校・高等学校をご紹介します。志望校、併願校を選ぶ際の一つの参考になれば幸いです。

■学校概要

• 1956（昭和31）年創立の男子校。
• 宗教法人・立正佼成会を経営母体とする学校だが「金は出すが口は出さない」という方針で、学校行事その他校内に宗教色はない。
• 丸の内線・方南町駅から徒歩5分。

■入試情報

総志願者数が、一昨年552名・昨年749名・今年1127名と急激に増えている。
中学入試での入りやすさに比べて、5年連続で東大合格者を出すなど大学合格者人数が伸びていることが受験生の支持を得ていると思われる。
定員150名。
今年の総受験者数は594名、合格者数は449名。
併願校は、明大中野・国学院久我山・成城など。

◯2016年度中学入試

• 一般入試
  2/1午前（4科 or 2科〔国算or 英算〕）
  2/2午前（4科 or 2科）
  2/3午前（1科〔英 or 算〕 + 面接）
  2/5午前（4科 or 2科）
• 適性検査型入試
  2/1午前・午後
• 特別奨学生入試
  2/1午後、2/2午後、2/3午後（すべて2科）

◯2017年度入試

変更はない予定。

■進学実績

• 今春の卒業生は178名。
• 国公立大19名（現役15）、早慶上理44名（現役30）、GMARCH 84名（現役62）など。
• 東大には昨年・一昨年は現役生（一貫生）が合格。

■教育の特徴

• 学校の方針は「ICT×Global×進学実績」
• タブレット端末を使った授業や異文化交流を目的とした海外研修、大学進学を念頭にしたきめ細かな講習や補習など。他校に比べて特に目新しいことはやっていないが、逆にシンプルな方針をわかりやすく徹底しているところが学校全体の勢いに繋がっている。

■学校を訪問してみての感想

• 教育設備は整っており、学習空間は明るくゆとりがある。
• 部活動も盛んで、元気な男の子が毎日汗を流している。特にアメフト部・高校野球部が強い。
• 教員も謙虚さと熱意にあふれ、生徒との距離も近い。「生徒に（成長のための）平等な機会を作る」という学校の考えが随所に浸透していることを感じる。

■名門会担当者より一言

　「普通の男の子」が日々の生活の中でさまざまな困難に出会い、悩み、数多くの経験を積み重ねて成長して行く。6年間を過ごす、そんな良い環境は用意されていると思う。

（文責）Ａ．Ｍ．