「法政大学第二中・高等学校」
中学・高等学校の先生に聞く! 中学受験帰国生入試レポート
カテゴリ : 中学受験, 中学受験帰国生入試レポート
地方都市から海外まで、どこからでも名門会の指導を受けることができる“本物”の双方向オンライン授業! 名門会Onlineは、海外在住の生徒様のうれしい志望校合格の報告を多数いただいております。
世界各国にいらっしゃる生徒様の夢の第一志望校合格に向けて燃え上がる名門会Online取材チームが難関校・名門校にお邪魔し、帰国生入試の気になる情報を直接リサーチしてお届けします!
神奈川県川崎市にあり、法政大学の附属校で中高一貫の共学校「法政大学第二中・高等学校」で入試広報主任の黒田先生にお話を伺ってまいりました!
<写真:校舎外観>
―「出会い、向き合い、自分をつくる」
同校では、帰国生も一般入試で入学した生徒と同じクラスに入って学校生活を送ります。
帰国生には、海外で過ごした貴重な経験をクラス全員に共有し、良い影響を与えてほしいと考えているからです。特別なクラス編成を行わないため、さまざまな個性、新しい見方・考え方に出会うことができます。
「生徒には、さまざまな異なる環境で育った1人ひとりが共に学ぶことで価値観の幅を広げ、新しい自分を見つけてほしい」という同校の想いがそこにはあります。
―「少人数分割授業とチームティーチング」
個々が主体的に学ぶための取り組みとして、少人数分割授業とチームティーチングを行っています。
数学と英語で、それぞれ週2~3時間ずつ少人数分割授業を実施しています。
チームティーチングは、理科の実験・実習で実施。生徒の思考を止めないようにしたいという思いのもと、クラスを半分に分けた上、教員2人体制で行っています。生徒の疑問・質問にその場でしっかりと対応するようにしています。
<写真:入試広報主任の黒田先生>
―「部活動との両立」
生徒会活動とクラブ活動は非常に活発に行われていて、入部率は90%以上とのことです。
クラブ活動は「民主的クラブ運営」という活動方針のもと、部員1人ひとりが主体的に活動しています。
例えば「物理部」は、「缶サット甲子園」で全国優勝(2019年)を果たしています。「缶サット甲子園」は、空き缶サイズの模擬人工衛星を作成し、その精度や想像力を競う競技会です。
「国際交流委員会」は、留学生受け入れの際のサポートをしたり、ウェルカムパーティを主催したりしています。「国際交流委員会」は、他の部活動との兼部が可能で、現在は20人ほどの生徒が活躍しています。留学や国際交流に興味を持っているメンバーとの情報交換の場にもなっているようです。
<写真:体育祭の練習をする生徒のようす>
―「図書館を舞台とする学び」
同校では、「図書室」ではなく「図書館」と呼んで、学びの中心の場としています。
蔵書は6万5千冊ですが、法政大学の3つのキャンパスから本を取り寄せることができるので、実際に閲覧できる図書は300万冊にのぼります。
<写真:図書館>
<写真:図書館にある学習室>
「桜」「欅」という名前のついた学習室が図書館の中にあり、さまざまな教科の「調べ学習」に役立っています。
「調べ学習」の一環として、中学1年、中学3年次に「総合」の授業があります。
中学1年ではまず、リテラシー(読み書きの能力)や調べ方を学び、探究学習の基礎を身につけます。
中学3年では、9月の広島山陰研修旅行に向けて1年をかけて「広島」をテーマにした「調べ学習」に取り組みます。
5、6人のグループに分かれて、「自然」「文化」「平和学習」などの幅広い分野から1つのテーマを設定し、事前に徹底的に調べたうえで9月に実際に広島を訪れます。
そのような過程を経て、中学3年の最後には、全員参加のレポートプレゼンテーションの発表会を行われます。
各グループのレポートは、1冊の本として製本されます。
<写真:生徒たちの書いたレポートをまとめた冊子>
学校名:法政大学第二中・高等学校
所在地:神奈川県川崎市中原区木月大町6-1
TEL:044-711-4321
JR・東急線「武蔵小杉」駅より徒歩15分
ホームページ:https://www.hosei2.ed.jp/
ご相談は名門会Onlineホームページ お問い合わせフォームから承ります。
どんなご相談でも構いませんので、お気軽にご連絡ください。
入試情報等についてのご相談はこちらから