「愛知中学・高等学校」
中学・高等学校の先生に聞く！　中学受験帰国生入試レポート

2024年07月03日(水曜日)

地方都市から海外まで、どこからでも名門会の指導を受けることができる“本物”の双方向オンライン授業！　名門会Onlineは、海外在住の生徒様のうれしい志望校合格の報告を多数いただいております。
世界各国にいらっしゃる生徒様の夢の第一志望校合格に向けて燃え上がる名門会Online取材チームが難関校・名門校にお邪魔し、帰国生入試の気になる情報を直接リサーチしてお届けします！

愛知県名古屋市千種区にある、学校法人愛知学院「愛知中学・高等学校」でお話を伺ってまいりました！

＜写真：校舎本館＞

―「確かな学力と豊かな人間性の育成」
同校では、確かな学力と豊かな人間性の育成を教育の目標としています。授業時間は他の学校の標準的な時間数を大きく超えており、反復学習ときめ細かい指導で基礎学力の定着を図っています。また、各授業では、学習内容への理解度を確認するための到達度確認テストを行っています。
約8割の生徒が部活動に参加しています。学習と部活動のバランスをとりながら授業後の時間を有効に使わせることで、文武両道をめざしています。
さらに、学びの実践として、総合学習でのフィールドワーク、プレゼンテーション、弁論大会などを通して、日ごろの学習成果を実践的な形で発表しています。

＜写真：入試広報部長　中村嘉秀先生＞

＜写真：総合学習の時間＞

―「編転入考査、帰国生入学試験とは」
中学１～3年において編転入学考査を実施しています。試験科目は、数学、国語、英語、面接です。帰国生も随時対応しているとのことです。また、高校受験においても帰国生入学試験を実施しています。受験科目は数学、国語、英語、面接となります。「英語力」が必要な条件となります。
中学からの6カ年組が約160名、高校からの3カ年組が約350名で、中学からの入学組と高校からの入学組が同じクラスになることはありません。毎年の卒業生が500名前後と、生徒数が多いのも1つの特徴です。

―「多彩なコース制について」
同校では、高校入学からの「3カ年コース」、中高一貫の「６カ年コース」に加えて、2024年4月新設の「国際教養コース」があります。3カ年コースは「選抜クラス」と「進学クラス」に分けられ、6カ年コースでは、「特別進学クラス」と「進学クラス」に分けられます。また、新設の「国際教養コース」は、高校受験、もしくは中高一貫からの希望選抜によって編成されます。
さらに、高校2年時から、「文理選択」も追加され、「６カ年コース」は4クラス、「3カ年コース（国際教養コース含）」は10クラス前後の編成となります。

―「2024年4月新設の国際教養コースについて」
新設された「国際教養コース」では、「Design Your Future!～自分の未来をデザインしよう～」をコンセプトに、海外研修を含めた独自のカリキュラムで学んでいます。世界の諸問題を認識し解決するために自ら学び、行動できる生徒の育成をめざしているとのことです。高校1年時に「カンボジア研修」、高校２年時に「カナダ研修」を実施することで、「アジアの中の日本」、「世界とアジア」という視点での学びを深めています。

＜写真：コース詳細＞