「暁星中学校・高等学校」
中学・高等学校の先生に聞く! 中学受験帰国生入試レポート
カテゴリ : 中学受験, 中学受験帰国生入試レポート
地方都市から海外まで、どこからでも名門会の指導を受けることができる“本物”の双方向オンライン授業! 名門会Onlineは、海外在住の生徒様のうれしい志望校合格の報告を多数いただいております。
世界各国にいらっしゃる生徒様の夢の第一志望校合格に向けて燃え上がる名門会Online取材チームが難関校・名門校にお邪魔し、帰国生入試の気になる情報を直接リサーチしてお届けします!
東京都千代田区にあり、キリスト教の愛の理念に基づく教育を行っている完全中高一貫の男子校「暁星中学校・高等学校」で、広報部長・入試委員長の川奈部先生にお話を伺ってまいりました!
<写真:校舎外観>
―「エトワールコース」
帰国生入試の外国語は、英語かフランス語の選択制となっています。
同校では、生徒全員が第1外国語と第2外国語として、英語とフランス語を学ぶことになっています。
第1外国語でフランス語を選択するコースは「エトワールコース」(エトワールはフランス語で星の意)と呼ばれます。「エトワールコース」では、語学の学習にととまらず、フランスの地理を学んだり、映画や歌劇の鑑賞や美術館での校外学習を通してフランスの多彩な芸術文化にふれます。
フランス語の教師は、専任の教師が3名、兼任が2名、フランス語のネイティブ教師が1名在籍しています。
「英語圏での海外生活経験があり、英語がすでに堪能な生徒には、ぜひ第1外国語としてフランス語を選択してほしい」とのことでした。
<写真:広報部長・入試委員長 川奈部先生>
―「フランス語を通じた学校外との交流」
日仏高等学校ネットワーク「コリブリ」の制度を利用して、フランスの学校との交換留学が行われています。
毎年10月にフランスの学校から生徒を迎え、3月には暁星の生徒がフランスの学校に行きます。参加者は2、3人で3週間滞在します。
国内では、暁星のようにフランス語を学ぶことのできる学校と合同で行われる「フランス語フェスティバル」に参加し、他校の生徒と交流しています。
フランス語フェスティバルでは、高校1・2年生はフランス語で演劇を披露し、高校3年生はフランス語のスピーチを行います。
他国の文化にふれることは、多様性を認める人間力の向上にもつながるのではないでしょうか。
<写真:手前の欄干は戦前から残るもの。奥は人工芝のグラウンド>
―「のびのびとした環境でやりたいことにチャレンジできる」
1人ひとりを大切にし、多様性を認め個性を尊重しあう校風なので、それぞれ生徒が、「やってみたいこと」に対して教員も真摯に向き合っています。
以前、「YouTubeで体育祭を中継してみたい」という生徒がいて、体育祭の映像の編集やカメラワークなどを自分で調べて学び、当日は実況解説をみごとにやり遂げたそうです。先生から見ても驚きの出来栄えで、クオリティの高い中継を実現させていたとのことです。
生徒それぞれが「やってみたいこと」、「夢中になること」に対して、先生も他の生徒も認めてくれる環境があります。のびのびと個性と個人のスキルを伸ばせる学校です。
<写真:凹みのある部分は校舎を建てる際に、そこにあった木を避けるために作ったもの。キリスト教の教えのもと、命あるものを尊重した精神が形として今も残っている>
学校名:暁星中学校・高等学校
所在地:東京都千代田区富士見1-2-5
TEL:03-3262-3291
飯田橋駅より徒歩10分
九段下駅より徒歩5分
ホームページ:https://www.gyosei-h.ed.jp/
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