2016年度の医学部受験シーズンを終えて
2016年も4月に突入し、受験シーズンが終了しました。例年通り、医学部医学科の入試は今年も4月の声を迎えるギリギリまで繰り上がり合格があり、最後まで気の抜けないシーズンでした。
■ 2016年3月末の医学部医学科繰り上がり合格情報
- 3月28日
- 信州 ※国立大学の繰り上がり合格は珍しいです。
関西医科、日大、北里、杏林110番台 - 3月29日
- 大阪医科センター利用、東海90番台、埼玉医科、兵庫医科
- 3月30日
- 北里、近畿、東京女子医科50番台
- 3月31日
- 聖マリアンナ130番台
>> 名門会大学入試合格速報
採点をしてみると、繰り上がり合格できた生徒さんとできなかった生徒さんとの得点差は1~2点しかありません。
正規合格者と繰り上がり合格者とのボーダーラインも1~2点くらいの幅ですから、合否の分かれ目は、ほんのわずか数点。大勢の受験生がわずか数点の間で競う厳しい戦いだったわけです。
本気で医学部をめざしている受験生は、個人差こそあれ、入試までに一定の勉強量(時間)を必ず積み重ねています。しかし、合否の分かれ目がほんの数点ということは・・・小問1つも疎かにはできないわけで、勉強量(時間)だけ積み重ねれば必ず合格できるわけではない、医学部受験の難しさが見えてきます。
もちろん勉強量(時間)なくして「合格」には近づけませんが、入試当日に合否を左右する数点を確実に取れるようになるためには、しっかりとした戦略と対策が必要です。
来年度入試に向けてのスタートはもうすでに切られています。春の今のうちに自分の立ち位置を一度しっかり確認して、目標に到達するために何が必要かをはっきりさせ、残された時間を有効に使っていきましょう。
とはいえ、人というのは往々にして、自分自身のことを正しく判断できないものです。
生徒一人ひとりのやるべきことを見つけだし、最善の手を打つことができるプロ講師の力は、きっとみなさんの合否を分ける大きな力になってくれるはずです。本気で医学部をめざすなら、ぜひ一度、名門会にご相談ください。
最後になりますが、今年度の入試で見事に志望校合格を果たしたみなさん、本当におめでとうございます。
それぞれの進学先で大きく羽ばたいてください!
文責: H.Y