東邦大医学部 推薦入試(付属校制)必勝法
~2025年度合格に向けて 一次試験編~

カテゴリ : 医学部受験, 大学受験

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“東邦大学医学部の推薦入試対策なら名門会”という評判をいただいている名門会 津田沼駅前校ですが、2024年度付属校制入試も多数の合格者を輩出し、引き続き一次試験突破率100%を維持いたしました。

医学部推薦入試対策は、早いスタートが合格への決め手となります。今回は、2025年度合格に向けて、2023年11月に行われた東邦大推薦入試(付属校制)一次試験を振り返りながら、対策法について具体的に挙げさせていただきますので、ぜひお役立てください。

次回は、12月の二次試験についての記事を予定しております。こちらも合わせてご一読ください。


東邦大医学部 推薦入試対策のエキスパート 名門会 津田沼駅前校所属のプロ教師に、
2024年度の一次試験について聞きました!

Q1.東邦大医学部推薦入試 2024年度の一次試験について教えてください

一次試験は2種類あります。ひとつは、東邦大医学部一般入試にも導入されている適性検査です。概ね内容は一般入試と同じです。比較的短時間で完成させることができます。
もうひとつは、基礎学力検査です。こちらは、要約や論述など記述問題が中心となります。しっかり時間をかけて対策しないといけません。
それでは、本年度、どのような問題が出たかを紹介します。

[適正検査の出題内容]
適性検査は、マーク式の問題で出題されます。
本年は大問が以下3題でした。
[1]文字の間違い探し
[2]図形の一致
[3]状況判断
小問にすると全48問です。

このテストは、大問1つごとに時間が決められており、時間が余っても前の問題を解き
直すことはできません。
問題の数は多いですが、前もってトレーニングを行っていれば、解く時間は十分にあります。
昨年指導を担当した8名の受験生は、全員時間に余裕をもって終了できていました。
合格するには、90%の正答率が必要だと思います。

[基礎学力検査の出題内容と攻略法]
基礎学力検査は、大問が4題。こちらは時間が非常にタイトです。トレーニングを事前に行っていても時間が足りなくなります。ただし、適正検査と違って、大問ごとの制限時間はありません。

本年は大問が4題でした。
[1]文章の並び替え問題 …… 5題
[2]数的処理問題 ……(1)規則性の数的処理問題 (2)空間処理能力問題
[3]グラフからわかることを読み取り、論述する問題 …… 4題
[4]文章の要約問題(200字)

攻略法ですが、まずは、[4]の要約から手をつけて、[3]の論述問題に充てる時間を稼ぎます。要約はトレーニングで誰でも短時間で仕上げられるようになります。(例えば授業では、生徒に15分以内に終了できるようにトレーニングしています。その上で、残りの問題に手をつけるようにさせています)
合否が分かれるのは[3]の論述問題です。
医学部志望の理系の生徒は、文章を書くトレーニングがあまりできていないと思います。
グラフからの読み取りにはコツがあります。ポイントは、まず、問題作成者が求めていることを考えて、それから文章にまとめるようにすること。これで文章が書けるようになります。

このように東邦大の基礎学力試験は、通常の一般入試対策と同様に、解く順番を考え、時間
配分を考え……と、個々の適性を踏まえた戦略を練る必要があります。
名門会では、これらを踏まえてしっかりと一人ひとりの戦略を立て、指導・アドバイスを行っています。

Q2.具体的に授業で、どのような一次試験対策をされていますか?

生徒ごとに推薦入試に向けた準備は異なります。ただ、共通していることは「推薦入試対策としての宿題は出さない」ということです。理由は、一般入試の勉強にしっかり取り組んで欲しいからです。一般入試の勉強にしっかり取り組ませ、一般入試で合格できる学力を持たせて推薦入試に臨ませたいと私は考えています。また、そうすることで生徒自身も自信が高まります。この点から、私の推薦対策の授業は、授業内完結型の授業としています。

さて、指導の内容ですが、なぜ医師をめざしているのかという「医師志望理由」を最初に完成させます。これが、すべてのベースとなります。これがあるのとないのとでは、勉強のモチベーションが大きく変わります。そして次に、学校に提出する書類の準備を行います。高校に提出するのが「推薦願」、大学に提出するのが「自己アピールシート」です。医師志望理由が完成していれば、どちらも比較的短時間で完成します。
なお、東邦大医学部推薦入試の提出書類は、毎年ほぼ同じフォーマットです(そのため、万全の準備をして臨むことができます)。提出まで名門会で責任をもって赤入れをし、完全な状態で書類を提出させるようにしています。

これらと並行して行うのが、適性検査・基礎学力検査対策です。
適性検査対策は、パズル的な要素が多いため、皆楽しんでやってくれます。学ぶというより、慣れるのが目的です。
一番力を入れるのが基礎学力検査対策です。まず行うべきことは、文章の要約です。要約は、トレーニングで確実に正確で早くできるようになります。
それができたら、いよいよ論述問題対策です。相手にわかりやすく、求められていることを正確に書けるようにします。

Q3.東邦大医学部推薦入試 一次試験合格の秘訣を教えてください?

準備を万全にすること、そして医師になりたいという強い気持ちを持つことだと思います。
(これは、私の授業のモットーでもあります)
そのために、先ほど述べた医師志望理由が必要なのです。作成指導にあたっては、生徒の「生い立ち」や「生活環境」などについて徹底して聞き込みを行い、一緒に「志望理由」を完成させていますが、この作業過程で自分自身が気づいていなかった理由がわかり“絶対に医師になりたい”という確固とした気持ちが持てるようになります。この“モチベーションがいかに高まるか”が合格の秘訣だと思います。


実際の推薦入試(付属校制)の十分な情報に基づいた、東邦大医学部合格への個別対策は、
名門会におまかせください。一般入試対策と並行して万全を期して進めることができます。
無料の医学部受験 学習相談も受け付けておりますので、東邦医学部対策に限らず、ぜひお問い合わせください。WEBからのお申し込みはこちらへ

文責 H.M

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