2018年度 医学部入試ガイダンス 秋 <福岡+名古屋>開催報告
医学部受験生とその保護者の方を対象に毎年実施しております、名門会<西日本>恒例の秋の医学部ガイダンス。10/8(日)開催の大阪に続き、10/15(日)福岡(アクロス福岡)、10/22(日)名古屋(ウインク愛知)でも開催させていただきました。
10月は天候の悪い日も多い中、延べ300名を超える高校生以上の生徒、保護者の方にご参加いただき、各会場とも盛況のうちに終了いたしました。特に名古屋会場では、台風21号の接近に伴い大荒れの天気であったにも関わらず、多くの方にご参加いただきました。皆様本当にお疲れ様でした。
今回の医学部ガイダンスは、各会場とも、以下の3部構成で実施いたしました。
第1部:「名門会卒業生による~医学部合格者の軌跡~」
第2部:「名門会独自の視点による~医学部入試最新情報~」
第3部:「名門会プロ教師による~医学部合格の秘訣~」
いずれも、生徒と講師が「完全1対1」かつ「医学部受験プロ教師」が指導する名門会だからこそ扱うことの出来る内容です。「医学部合格に役立つこと」はもちろん、何よりも「医学部合格に向けて元気が出る!」内容となるように、春から準備してまいりました。結果として、データ偏重の集団指導では分からない、合格者の努力の裏側をご紹介することができたのではないかと思います。
前回の大阪会場でのご報告に引き続き、今回の記事では、第1部「名門会卒業生による~医学部合格の軌跡~」の中から、『模擬試験結果D判定からの逆転合格のために具体的にどんな対策を実施したのか』という事例報告をもとに、名門会の医学部逆転合格のための対策の一部をご紹介させていただこうと思います。
- 医学部逆転合格の秘訣 その1
得意科目の得点力を、最後まで磨き続けること。
得意科目は、総合点を押し上げ合格点をクリアさせてくれる、最大の武器です。
- 医学部逆転合格の秘訣 その2
標準問題、典型問題は一定の時間内に解けるようになるまで定着させること。
問題ごとに“一定の時間内”が異なります。問題数が多い学校を受験する場合は、分単位でのスピードが要求されています。自己満足ではなく、担当講師に相談をして設定しています。得意科目であるか否かも一定時間の設定に影響しています。
- 医学部逆転合格の秘訣 その3
国公立医学部志望者は、センター対策をとことん行うこと。
圧倒的な演習量だけではなく、各教科の大問ごとに問題の本質を究める演習を行う。ただし、ベースは圧倒的な演習量です。 - 医学部逆転合格の秘訣 その4
センター後の国公立の出願について、傾斜配点一覧と2次合格シミュレーションを活用すること。
データ偏重になると自分自身の強みと弱みからの分析が出来なくなる人もいます。常に「合格シミュレーションから逆算」をすると、二次試験対策の目標点もさらに明確になります。 - 医学部逆転合格の秘訣 その5
最後の最後まで、絶対にあきらめないこと。
私立併願での受験を続けると、不合格の連続に直面することも多くあります。受験生の気持ちとして不合格の連続で、メンタルで負けてしまう生徒が多くありません。受験生が1人だけで、1回ごとの受験結果を真摯に受け止め、立て直し、次の対策を立てるのは簡単なことではありません。
いかがでしょう?医学部逆転合格を果たした方々の実体験ということもあって、説得力がありますね。これからの追い込みにお役に立てば幸いです。
今回のガイダンスでは、各会場とも、最後に全国82大学(一部を除く)の医学部資料の配布を行いました。ご参加いただいたほとんどの方にお立ち寄りいただけたようです。興味や関心がある学校資料を一度に入手できる、よい機会になったのではないでしょうか?これからの併願校戦略を最終決定する上で、今一度学校情報を整理し、入試情報を見直すきっかけになったのであれば幸いです。
最後になりますが、名門会では医学部受験生への進路指導に以下の方針を掲げております。
【名門会医学部受験生への進路指導方針】
- 第一志望校合格への逆算カリキュラムに基づき、基礎・基本を最後まで大切にすること。
- センター対策を怠らず、センター試験の点数を1点でも多く取ること。
- 後期試験がある場合は、最後の最後まであきらめずに受験を続けること。
- 併願校戦略を立て、併願校への対策を決して怠らない(侮らない)こと。
過去問演習・センター対策などを進めているこの時期は、思い通りの点数が取れず、志望校の変更を考えたり、悩んだりしている方が多いものと思います。「実際に誰に相談して良いのか分からない」「我が子が悩んでいるようだが、親の自分では相談に乗れない」・・・等々。
名門会はいつでも悩める受験生の味方です。ぜひ、メールフォームからお気軽にご相談ください。あなたの第一志望校合格に向けて、我々も最大限お力になりたいと思います。
文責S.H