立命館慶祥中学校 2022年度 入試状況・結果情報
2022年度 札幌の中学入試情報について、前回ご紹介した札幌光星中に続き、今回は立命館慶祥中学校をご紹介します。
先日、立命館慶祥中学校 教頭の手代木先生にお話を伺うことができました。
立命館慶祥中学校へも毎年名門会札幌駅前校から多くの合格者・入学者を輩出しています。
来年度入試で志望している受験生のみなさんは、ぜひ確認してほしいと思います。
■学校名■
立命館慶祥中学校・高等学校
■学校所在地・アクセス■
北海道江別市西野幌640−1
地下鉄東西線「新さっぽろ」駅、
JR千歳線「新札幌」駅下車 バス15分
■2022年度 立命館慶祥中学校 入試結果報告
●2022年度入試 受験状況
SPコースへの入学が決まるSP入試。今年は195名の受験者がありました。昨年比97%でしたので、ほぼ同数。合格者数も65名とほぼ同数で、今年も倍率は3倍と高止まりとなっています。
また、一貫コースへの入学が決まる一般入試も、335名と昨年比98%でした。
合格者については、現中学1年生が定員をはるかに超える入学者数となったため、今年は30名近く合格者を絞らざるを得ない状況となりました。
倍率1.46倍は高校入試でも高倍率。合格を勝ち取るためには、早期からの準備が必要となってきています。
○2022年度入試 受験状況
●2022年度入試 SP選抜状況
続いてSPコースの選抜状況です。一般入試でも若干名SPコースへの認定者を選抜していますが、人数が若干名のため今年も221名の希望者に対して32名の認定者となりました。倍率7倍近い、狭き門となっています。
何が起こるかわからないのが12歳で受ける中学入試です。確実にSPを狙いたいということであれば、受験前に志望する中学を決め、2日間試験を受けるのがひとつの方策かと思います。
○2022年入試 SP選抜状況
●2022年度 中学入試平均得点率(SP入試)
SP入試の得点分布です。この春の特徴は算数のほか、理科の平均点が低くなったこと、国語と社会が例年並みだったことにより、合格者平均は少し低めになりました。(例年は7割程度)突破のカギは、算数の実力向上と国語・社会の取りこぼしを減らすことです。
○2022年 中学入試平均得点率(SP入試)
●例年の算数のほか、理科も難易度が上昇
●国語・社会が例年より若干易化したため、合格者平均も微増
●算数が得意 or 国語・社会の取りこぼしが少ないことが、合格を確実にするポイント
●2022年度 中学入試平均得点率(一般入試)
一般入試の得点分布です。この春は算数の難易度が上がったため、算数の得点力が合格のポイントとなりました。また、昨年より理科の平均点が上がったため、今年は理科の取りこぼしが合否を左右する結果となりました。
教科を問わず、読解の力が求められるのが、立命館慶祥中入試のポイントです。
○2022年 中学入試平均得点率(SP入試)
●算数の難易度が昨年より上がり、算数の得点力が合否を分ける結果に
●昨年より理科の平均点が上昇
今年は理科の取りこぼしが結果を左右した
⇒理科であっても読解力が問われるので日常の現象を論理的に理解することや長文の読解に慣れる必要あり
■名門会より
やはり中学受験では、算数を征することが非常に重要です。
家では解けるけど試験になると解けない、文章が長くなってきたら問題から逃げてしまう、計算過程を書かずに解き進めて失点してしまう…など、お悩みの方も多いと思います。
算数の伸び悩みの解決方法は、やはり一人ひとりに合った対策を行って失点を防ぐこと。
そしてできるだけ早く単元学習を終え、夏前に過去問に取り組めるよう進めることです。
名門会なら完全1対1の指導で、お子様のためだけの弱点克服・志望校対策が可能です。
算数対策、志望校対策をご希望の方は、ぜひお問い合わせください。
文責:F.M