「順天中学校・高等学校」
中学・高等学校の先生に聞く! 中学受験帰国生入試レポート
カテゴリ : 中学受験, 中学受験帰国生入試レポート
地方都市から海外まで、どこからでも名門会の指導を受けることができる“本物”の双方向オンライン授業! 名門会Onlineは、海外在住の生徒様のうれしい志望校合格の報告を多数いただいております。
世界各国にいらっしゃる生徒様の夢の第一志望校合格に向けて燃え上がる名門会Online取材チームが難関校・名門校にお邪魔し、帰国生入試の気になる情報を直接リサーチしてお届けします!
東京都北区にあり、2026年4月(予定)北里大学との法人合併が決まった中高一貫校「順天中学校・高等学校」でお話を聞いてまいりました!
<写真:校舎外観>
―「創造性や表現力を養う、現地校での学びを尊重」
今回ご対応いただいた副校長の片倉先生によると、学校として帰国生に望んでいる像として“海外の勉強”をしっかりとやってきた子が挙げられました。
「日本の“地道に積み重ねていく勉強”とは違う“海外の勉強”の良さがあります。創造性や表現力を養い、それぞれの滞在国での勉強をしてきた子に来ていただきたい」とのこと。
同校では、英語圏帰国生にとどまらず、アジアからの帰国生や中東からの留学生など、様々な国からの生徒を受け入れています。多様な文化を体験してきた生徒それぞれの経験や個性を非常に尊重している校風のようです。
<写真:副校長・片倉先生>
―「先輩から後輩へ受け継がれる探究学習」
同校では、探究的な学びに力を入れ、授業の中で様々な取り組みが行われています。
実際に授業を見学させていただきましたが、通称「ラーニングコモンズ」という広々としたスペースで、グループごとにテーブルに分かれて国際的なボランティア活動をするグループをはじめ、ネイティブ教員を交え「やさしい日本語」をテーマにクロスワードゲームを行うグループや、地域活性の一環でイースターの準備をするグループなど、それぞれ自分たちの活動をしっかりと捉えて説明してくれました。
また、ガラス戸で仕切られたスペースの中では、通称「究コン」と呼ばれる探究コンテストの準備が代表生徒によって行われていました。
勉強だけに捉われず、それぞれの資質や能力を伸ばしているのです。また、その活動は先輩から後輩に受け継がれ、継続する事の大切さも学んでいます。
<写真:ザンビアにボタンを送るために駅前での寄付を呼び掛けたポスター>
―「北里大学との合併、そして学校としての将来像」
2026年より北里大学と法人合併にあたり、中高大連携にすることで学年に縛られず、能力のある生徒はどんどん先取りさせるようにしたいとのこと。
外部進学コース、内部進学コースを設置し、外部進学の生徒には志望校対策をしっかりできる時間を設けたり、内部進学の生徒には留学する経験や大学カリキュラムの先取りをさせたり、時間を無駄にしない学習環境を築きたいとのお話でした。
<写真:理軒館に位置するラーニングコモンズ>
学校名:順天中学校・高等学校
所在地:東京都北区王子本町1-17-13
TEL:03-3908-2966
王子駅より徒歩3分
ホームページ:https://www.junten.ed.jp/contents/
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