「名古屋中学校・高等学校」
中学・高等学校の先生に聞く！　中学受験帰国生入試レポート

2024年04月11日(木曜日)

地方都市から海外まで、どこからでも名門会の指導を受けることができる“本物”の双方向オンライン授業！　名門会Onlineは、海外在住の生徒様のうれしい志望校合格の報告を多数いただいております。
世界各国にいらっしゃる生徒様の夢の第一志望校合格に向けて燃え上がる名門会Online取材チームが難関校・名門校にお邪魔し、帰国生入試の気になる情報を直接リサーチしてお届けします！

愛知県名古屋市東区にあり、中高一貫の男子校の学校法人名古屋学院「名古屋中学校・高等学校」でお話を聞いてまいりました！

＜写真：メモリアルチャペル外観＞

＜写真：校舎　横断幕＞

―皆が同じ環境で学びあう
同校の入試選抜方法には、一般入学試験・グローバル入学試験があります。グローバル入学試験は、同校の建学の精神を理解し、グローバルな視点を持って、世界のさまざまな課題を解決しようとチャレンジする人財の育成に向けて意欲を持った生徒を求めています。入学後は、選抜方法によるクラス編成はなく、だれがどの選抜方法で入学した生徒かわからないほど全員がクラスに馴染んでいるとのこと。入学後には修養会という2泊3日の合宿があり、仲間との絆を深めているそうです。帰国生にとって、英語力をどう維持するかが重要になりますが、ネイティブ教員による英語プログラムなどもあり、英語コミュニケーションにも力を入れています。
保護者の仕事の関係で海外へ途中で抜ける場合、再入学時期については、個々に相談を受け付けているということです。

―高校受験　帰国生入学試験
同校は、高校受験でも帰国生入学試験を実施しています。こちらは推薦入学試験と同日で、試験科目は、国語・英語・数学の筆記試験と面接を行います。なお編入・転入の受け入れは、欠員が出た場合のみ募集します。こちらはホームページ上でお知らせをするとのことです。

―365日開館の図書館
校舎中央３・４階部分に位置し、内部が吹き抜けで開放感が抜群の図書館には、約５万冊もの蔵書があります。３階は中学生、４階は高校生が、放課後や休日の自習スペースとして使用しています。驚くことに、5月のGW連休、お盆休み、大晦日から元日にかけても自習室が使用できるとのこと。大学受験のための赤本もあり、受験生とって、快適な学習空間が用意されています。

＜写真：情報ライブラリー＞

―『敬神愛人』学習とスポーツを通して人間性豊かな紳士になろう（建学の精神）
『敬神愛人』とは、神を敬い、神から与えられた自己の能力を最大限に伸ばし、その能力を社会のため、人のために惜しみなく用いなさいという聖書の教えを表したもので、同校ではこれを建学の精神としています。
高い進学実績はもちろんのこと、スポーツにも力を入れている同校。広大なキャンパスの中には、テニスコート・人工芝グラウンド・屋内温水プール・柔剣道場・トレーニングルームなどの施設があります。2023年には、全国高校サッカー選手権大会において、初出場でベスト８に輝くなどの実績を誇ります。勉学・宗教・スポーツ・文化行事・海外交流が充実するなど、それぞれの希望する有意義な進路を実現できる学校であると感じました。

＜写真：人口芝グランド＞