2018年度 京阪神中学受験終了!受験が終了した今から、次の目標へ向けて歩き出そう!
カテゴリ : 中学受験
去る2018年1月13日(土)は京阪神の中学受験統一解禁日でした。事前の予報どおり大変寒く、ときおり小雪が舞う天気となりました。朝早くから受験された受験生・保護者の皆様、本当にお疲れさました。
各校の合格発表も、本日(1月17日)になり、ほぼ一巡しました。
希望通りの結果が出た方も、そうでなかった方も、受験が終了した今の時期だからこそ必ずしておくべきことがあります。今回の記事ではそのあたりのことを、お伝えしておきたいと思います。
□受験勉強の振り返り-受験生は、何を財産として得たのか?
これまで長い時間をかけ、懸命に頑張ってきた「受験勉強」。結果を問わず、本人が得たものは少なくないはずです。受験を通していったい何を得ることができたのか、その成果を、きちんとご家庭で振り返っておきましょう。
- 長時間の勉強にも耐えられる勉強習慣
中学受験学習開始当初は、机に30分も向かえなかった生徒もいたのではないでしょうか?今までの受験勉強で培った一番大きな財産になるかと思います。
- 成功・失敗を通じて困難に立ち向かった経験
目の間に立ちはだかる困難に本気で立ち向かった経験は、今後の人生において本当に大きな財産となるでしょう。踏ん張るべき時に踏ん張れたことで、困難を前に諦めない強い心が育まれたはずです。
- 教科の知識
中学の授業は受験勉強で得た基礎知識の応用になります。入学当初は受験勉強より遥かに簡単な内容からスタートとなり、余裕をもって取り組むことができます。
□中学受験後の次の目標へ向けて歩き出そう!
結果を問わず、受験が終わり「志望校合格」という大きな目標が消えると、誰しも開放感に浸って勉強の手を緩めてしまいがちです。しかし、ライバルの多くが羽を伸ばしている今こそ、一歩抜きん出るチャンスです。受験までに克服しきれなかった「課題」や「反省点」の克服に努めるとともに、中学入学後を見据えた新たな目標を設定し、取り組んでいきましょう。
- 思うような結果が得られなかった場合
まずは「課題」や「反省点」の振り返りを行いましょう。志望校に行けなかった生徒がその反省をバネに大きく成長し、最終的に最難関大学への合格を勝ち取ったという事例が、名門会にもたくさんあります。中学入学後の成長は、その反省の深さに比例しますので、今のうちにしっかりと振り返っておきましょう。
- トップになれる科目・得意科目・好きな科目を作る
中学入学まで、まだ多くの時間が残されています。この貴重な時間を何に費やしますか?
苦手科目の克服ももちろん大切ですが、ぜひ「これだけは負けない!」と自負できる科目を作っておいてください。
一般の公立中学に行く生徒を除けば、入試を経て入学する以上、新入生の学力は横一列のスタートになります。そんな中、自信のある科目が1つでもあれば、これからの競争で大きな武器になります。
- 先取り学習
これまでは受験のため小学生までの範囲の履修に留めていたと思いますが、(特に中高一貫校の場合は)中学生になれば、いよいよ大学受験に向けて動き出すことになります。
名門会受講生の場合を例に上げると、中学入学前にいち早く、次のような目標設定を行っている生徒が少なくありません。ぜひ参考にしてください。
例1.
入学式までに、中学の履修内容をすべて終了させる。
例2.
入学式までに、英語は高校生レベルまで挑戦する。
例3.
入学式までに、数学検定にチャレンジする。
□中学受験を終えた受験生達へ!大切な人へ感謝のメッセージをしっかりと伝えよう!
ここからは、生徒の皆さんへのメッセージです。
これまでの受験勉強をふり返ってみてください。本当にたくさんのできごとがあったでしょう。
うまくいかなかったことも、しんどかったことも、たくさんあっただろうと思います。
ときには保護者の方に厳しく叱られることがあったかもしれませんね。
でも、保護者の皆様は、いつもあなたのそばで、本気で応援し続けてくれました。
だから必ず、保護者の方に、ちゃんと目を見て、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。
そして、
「今回の受験で何を学び、それを次にどう活かしていくのか?」
「今後は、何を目標に勉強を続けていくのか?」
という今の考えを伝え、受験を通して成長した自分を見せてあげましょう。
それが今、あなたにできる最高の恩返しです。
照れくさくて、恥ずかしいかも知れないですが、今のタイミングを逃さずきちんと伝えましょう!
名門会は、これからも皆様の夢の実現を応援しています。
がんばれ、次の中学受験生!夢の第一志望校合格に向けて!【You can do it!】
分析:S.H