東大合格!名門会と歩んだ7年間 ~現役で東大合格を勝ち取るまで~
カテゴリ : 大学受験
先日、名門会津田沼駅前校にて、東京大学文科Ⅲ類に見事現役合格を果たした三村統さん(暁星高校)に、お話を伺う機会がありました。
中学受験から名門会とともに歩んだ7年間を、教務担任の松村先生とふり返ってみましたので、ご紹介します。
@入会時の統さんの印象
7年前の入会当時を知る松村先生が感じた統さんの第一印象は、すごくいいご家庭のお坊ちゃまという感じだったとのこと。実際、面談でご自宅にお邪魔させていただくたびに、ご両親やおばあ様の協力体制が整っている素敵なご家庭だなと感じていたそうです。
ただ、中学受験は、開成中合格をめざしていたのですが一歩届かず。暁星中に進学となりました。
@中学受験後の切り替えの早さが大きなアドバンテージに
今回の統さんの現役東大合格。その大きなポイントとなったのは、中学受験終了後の切り替えの速さでした。受験結果は残念だったけど、最終目標は東大合格と、次に向かってすぐに動き出しました。受験後もそのまま名門会で継続して全教科指導を受け、万全の状態で中学に入学しました。そしてそのまま、暁星中では常に上位の成績を維持し続け、中学3年間でしっかりと基礎固めを築き上げることができました。このことは統さん本人もふり返ってみて、非常に大きかったと実感しているそうです。
@東大合格という明確な目標はぶれずに
統さんいわく、アットホームな雰囲気だったという暁星は、自分にとても合う学校だったそうです。それでも高校になると、大手予備校にも通いながら、主要科目である英語と数学を名門会で受講し、授業のない日も名門会の自習室を利用して勉強しました。もともと理系志望の統さんでしたが、ご両親との話し合いの中で文系への興味がでてきたことで、高3の最終の進路希望では文系を選択。松村先生もこの頃のお母様へのヒアリングで、統さんが迷いからくる若干の不安を感じていると伺っていましたが、文理の違いはあれ、目標は東大合格ではっきりとしていましたので、英語の豊田先生とのしっかりとした東大対策を行い、本番にむけて仕上げていきました。
@最後は今までやってきたことを信じるのみ
早稲田、慶應と併願私立大は順調に合格。そうして迎えた東大前期一日目、これまでの模試や過去問の出来から比べると、実は手ごたえが良くなかったのだそうです。本人曰く「やっちゃったかな」というレベル。ただ、統さんがすごかったのはここから。メンタルが思い切り下がりそうなこの状況で、「ここまで懸命に勉強してきたのだから後で悔いが残る受験にしたくない」と、2日目を前に冷静さを取り戻したことでした。
それはまさに、統さんが積み重ねてきたこの7年間を信じるということ。
そして見事、東大文Ⅲへの現役合格を勝ち取ったのです。
「継続は力なり」とは申しますが、名門会とともに過ごした7年間が統さんの大きな支えになってくれていたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
本当に合格おめでとうございます。
素晴らしい学生生活を過ごしてくださいね。
文責:H.Y