名門私立 神戸女学院高等学部から、福井・関医・兵医・近大医学部に合格！ ～昨日までの自分より一歩でも前に進むため！毎日一問ずつでも積み重ねを！～

今回は、名門会大阪支社（大阪駅前教室）から、第一志望の福井大（医）をはじめ、関医（医）・兵医（医）・近大（医）に見事合格した、尾井麻里さん（神戸女学院高等学部出身）の合格までの軌跡をご紹介したいと思います。

□英語担当講師：専任教師 堀部篤先生より　指導内容を振り返ってのコメント

 

堀部篤 先生（同志社大学卒）
【合格実績】
東京大学（理Ⅰ・文Ⅱ・Ⅲ）・京都大学（医）・東北大学（医）・大阪大学（医）・京都府立医科大学など

尾井さんの「人一倍強い粘り強さ」と「謙虚で素直な性格」で勝ち取った合格だと感じます。合格までの指導内容や対策を3つの視点から振り返ってみます。

1.合格までの指導内容（指導内容の軸になった内容とは？）

（1）長文空所補充問題対策
一文一文を読んで解いていたので、主題との関係と空所前後の文脈をつかみ、短時間で正確に解く練習を積みました。
（2）医系英文対策
医系英文の論理展開と医系単語を押さえつつ、最新の医療テーマを中心に合格答案を作成する練習を積みました。
（3）自由英作対策
出題が予想されるテーマを中心に、「主張-理由-結論を繰り返す」演習を徹底的に積みました。授業以外でも添削指導をたくさんこなしてもらいました。

2.入試直前期（冬）の生徒の状況と志望校対策

“Seeing　is　writing”という、福井医大時代の教授が書かれた自由英作のテキスト(ISBN-10: 4469243574 1995年)と、福井・和医大の過去問の長文空所補充を用い、100語程度の自由英作と、品詞に注意しながら短時間で解く演習を重ねました。

3.合格の決め手、ターニングポイントは何でしたか？

自由英作で考えが浮かばないときは、長文問題中からヒントとなる表現を探し、発想を得るように指導してきました。それが本番で活かせたのが良かったと思います。

□教務担任：岩井先生より　合格までのターニングポイントについて

合格の決め手になったのは「地道な努力を継続し続けたこと」だと思っています。
尾井さんは入会当初から、非常に謙虚で真面目な受験生でした。一度指導を受けた内容を自分一人で地道に復習し続けるのは、想像以上に大変なことですが、くじけずにずっと続けていました。

真面目な受験生なだけに、「解けそうな問題だけど実際には解けない・・・」「思うような結果が出ない・・・」「ケアレスミスを連発してしまう・・・」など、「何が原因で、どうすれば良いのか・・・？」と非常に悩んでいた時期がありました。その後、本人が出した結論は、「インプットの見直し」でした。

これまで続けてきた自分の勉強内容を否定し、最初に立ち戻って勉強をする選択をしてからは、成績が非常に安定してきました。本人も手応えを感じたようで、「苦手な化学で、点と線が繋がった」とコメントをもらったことがあります。

また、前期試験2日前のギリギリまで、英語の添削指導のやり取りをしており、最後まで勉強の手を緩めることなく取り組んでくれたことも強く印象に残っています。

□尾井さんにお聞きしました：あなたの「医学部合格のカギ」はなにでしたか？★

★福井大（医）合格のカギはなんだったのでしょうか？★

合格点はそれほど高くないので、数学は1・2完、理科はセンターレベル+αのレベルのものをマスターすれば十分だと思います。英語は、英作文の棚をたくさん作っておくこと、熟語のコロケーションが大事だと感じました。長文が2題出題されるので、多読をして練習を積んでおくことも重要です。私は夏に日本版で読んだ「ハリーポッター」を原語で読んでいました。

★後輩受験生へのメッセージ★

担当の先生はもちろん、担任の先生や事務の方にも声を掛けていただき、とても支えてもらいました。受験生活が終わる日など来ないように感じてしまうかもしれません。しかし、一問ずつでも重ねていけば、きっと笑える日がきます。「昨日の自分よりも、一歩ずつでも必ず前へ！」後悔しない受験生活を送られることを応援しています！

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医学部をはじめとする、最難関大学合格のセオリーは、「1回でも受験機会を増やすこと」ですが、ただ模試や本試験の受験機会を増やすだけでは、思うような結果が出ない苦しみに悩まされます。

また、結果により適切な解決策は異なります。たとえば、尾井さんのように「今までやってきた勉強を否定して、一から再構築しないとならない」場面に出くわすこともあります。

自分一人で解決策を見つけ出すことはなかなかできません。一番大切なタイミングで「あなたの合格に何が必要なのか？」をアドバイスしてくれるプロの存在は非常に重要です。

名門会では、受験のプロである教務担任が「100％合格」から逆算した個人別カリキュラムを作り、授業を担当するプロ教師との二人三脚で、夢の志望校に向かって必要な指導を必要なタイミングで行います。

まずは、あなたの夢の第一志望校を聞かせてください。夢を達成するためのカリキュラムを作成することはもちろんですが、一番大切な「カリキュラムの実行支援」を行って、合格までしっかり伴走いたします。

 

文責：S.H